ソンクラーンは阿鼻叫喚              4/13

さて、そろそろ同じ朝食のメニューにも慣れてきた頃。

私はエセ中華風のうさぎ模様の入ったTシャツを着て
Oさんは髪をアップにし、カンフーシューズにゆったりズボン、
まるで朝の太極拳を終えてきたような出で立ちでいつものレストランに入ると
「ニーハオ」とか言われてしまう(笑)
顔を覚えられていたらしく、慌てて言い直してはいたが。

ソンクラーンの朝である。
外に出ると、軒並み店のシャッターが下りている。

ソンクラーン中は、先生も一日くらい休みを取るような話を受付で聞いていたが
私たちの先生は休みを取らないようだった。
よくよく見ていると、朝のマントラを唱えていない先生もいて
宗教の違いとかあるのだろうな。

昼休み、白いものの入った皿を手に入ってきた先生方が
同僚達の顔に塗りたくっている。

うほっ、やるのか、こんな所で!

気分はウキウキお正月?
見学者の団体が来たせいか、ソンクラーンのせいか、1時間早く終わる。

受付でフット・マッサージを受けてみようと申し込む。
私に施術をしてくれたのはなかなかハンサムなお兄さんだったが
彼には親指に6本目の指が生えていた。

こ、これは・・・・・。

どうやら機能はしていないらしく、プラプラとしてるのだが
小さいがきちんと爪まで付いていて指の格好はしている。

気にはなるが、あんまりしげしげ見るのも悪いかなと思って
目を閉じて受けていたが、これがまた上手い。
フットマッサージの時はオイルとクリームを混ぜたものを使うのだが
このオイルにはメンソールが入っているのでスースーする。

しかし、気持ちよく刺激された足にタオルを巻かれると、
スースーしてるのか、熱いのか分からない状態で
ジンジン締め付けられるように気持ちが良かった。

あとで人に聞いたところ、タイではこういった奇形が多いらしいが
多いものは、神様からの贈り物として大切にするらしい。
しかも、こういった6本指の人は器用な人が多いとか。

そうすると、やはり彼は神の指を持つ男だったのか。。。

さて、足もすっきり学校を出ると、通りの方ではすでにソンクラーンの騒ぎが。
なんとか水を掛けられないように早足でバス停まで急ぐが
バスの開いた窓にも容赦なく水は飛んでくる。

水かけを楽しんでいる人たちは濡れるのが楽しそうだが、
バスの中で年配の人などは困った顔をしていたりした。
よかった、濡れたくないと思っているのは私たちだけではないらしい。


危険なので閉まった窓越しに撮る。
危険なので、水鉄砲を持ってる人がいる時はカメラをバッグから出さない。

街はこんな状態の車が多く、トラックの荷台に樽で水を積み、
お椀や水鉄砲で水を掛け合う。
タイにこのテの車が多いのは、ただひたすらソンクラーンのためなのか?

道は派手に水をまいている場所は水浸し、トゥクトゥクももちろんずぶぬれ。

多少バスの中で濡れたが、無事ホテルにたどり着く。
一休みして、中華街に晩ご飯でも食べようかと出てみるが、
ソンクラーンなので店も屋台もあまりやっていないようだ。
中華街はけっこう静かなのだが、水かけをしている若者達がいてそのままきびすを返す。

ホテルの一階に食堂みたいな店があったのでここでご飯を食べる。
別に上の階にもいろいろレストランとかあるようなのだが、どうも高そうだし
高い割においしく無さそうだし、なんて感じで。
この食堂のご飯は悪くなかった。

アイスティーなんか頼むと、ラウンジの割高なティーが運ばれてきたが
出すのは食堂なので値段が安い。
なんだか変なの。

ちなみにこれがホテルの部屋。

けっこう広いし、イイ感じ。

ベッドの上には毎日こんなモノが置かれていて
お花の下の袋にはキャンディーが入っていた。
ベッド・メイキングをする人によるのだろうが、
この飴を食べないで置いておくと、またここにちゃっかり使いまわされていたりした。

さて、多少涼しかった日も終わったらしく、この日あたりから本格的に暑い。
初日はバテたが暑さにも徐々に慣れ、あとは学校にいたり、ホテルで休んだり、
けっこう冷房に助けられて何とか過ごしている感じ。

ホテルに戻るとOさんと互いに軽くほぐし合ったりして早寝したり。
旅は道連れ、こういう友は心強い。
おかげで何とか次の日も身体が復活して活動できたようなもの。

さて、ソンクラーンは何日続くのか?
学校も中盤を迎え、後半突入。


8)あまいのからいのしょっぱいの