引き出しからドライヤー              4/11


案の定朝食のメニューは毎日同じなのはさておき。
トマトジュースにも砂糖が入っているのもさておいて。


いよいよ決戦の朝。
気合いを入れて早めに出たら、いきなりバスに乗れちゃって思い切り早く到着。

8時前だしまだ開いてないかもねぇと言いながら行ってみたら、
もうしっかりと開いていた。
無事に申し込みは終了。

8時半頃にはだいぶ混んできていて、こんな時間に来てたら
やっぱり間に合わなかったんじゃん。

その日に入った数人をまとめて、一人の先生が受け持つのだが
私たちの先生はベテランぽいおばちゃま。体格もよろしい。
仲間は、タイ人の若い女の子と優しげなおばちゃん。

ブルーの教科書らしき本を渡されるが、それは使わないから明日からは持ってこなくていいと言われる。
(何故だ!?)
そして、ダイジェスト版というか、流れが書かれた簡単なコピーを見ながら勉強が始まる。

最初は先生方が並んだ方にみんなで向かって座る。
始めにお祈りをするのだ。
ブルーの本に日本語でもカタカナで書いてあるが、節が分からない。
サンスクリット語?という感じだったが、後で日本で見た本によると、
パーリ語(インドの仏典が書かれていた言葉)とタイ語のマントラらしい。

勉強はまず、先生が手本として生徒たちにそれぞれ施術してくれる。
身体で圧された感覚を学び、圧し方を見ながら学ぶ。

言葉の方も一切心配なことはない。
だいたい難しいことは必要がない。
先生方も片言の英語だったりする。片言の日本語を喋る先生もいた。

先生はもちろん上手かった。
タイマッサージ特有の、体重をかけるゆっくりした圧し方。
体重も力もあるので、時々つぶされそうになったが(笑)

しかしなぁ・・・私が日本で習った、自分の呼吸に合わせて押すとか
体重をかける、肘は伸ばす、そういったことは言われなかった。
日本人だからとか外国人だからではなく、一緒のタイ人達も言われてないようで
見ていると基本の圧し方が全然出来ていない。

あんなんでいいのだろうか・・・という圧し方をしている人たちはけっこう見受けられた。
せっかくのタイマッサージの良さがあれでは失われる一方なのでは?
それに、呼吸を使うことで自分も楽に施術できるし、押し方ひとつで
自分にかかる負担が一気に少なくなったりもするのだ。

数年前から華僑の人たちが経営していて、質が落ちているという話を聞いてはいたが
マッサージの全体の流れもかなり変わったらしく、
誰でも危険なく施術できるようにということなんだろうか、簡単になっているのも確かなようだ。

もちろんテクニックそのものは同じだが、タイマッサージの特徴のストレッチなどがかなり少なくなっている。
私が習っていた流れともだいぶ違うので、混乱しながらもとりあえず覚え直す。

お昼休み、上に行けと言われたので行ってみると、なんと学食が!
屋上に屋根だけ張ったスペース。
30バーツでお皿にいろいろ盛り合わせられる。デザート付き。
もちろんここはタイフード。

お腹いっぱい食べてしまう。午後の授業がつらいに違いない。
こなれないまま午後に突入。
違う順序を覚えるのに頭はぱっつんぱっつん。

学校には冷房がなかったとどこかのサイトで読んだが、それも今は昔、
ここはガンガン冷房が入ってる上に天井にある大きなファンまで回っていた日にゃぁ・・・。
なんでここまで冷やすか、タイ人。

ファンは止めてもらったりしたが、自分のいる方向のエアコンが最大だったりすると死ぬほど冷える。
汗だくを覚悟していたのに、まぁ暑いよりは消耗しないからありがたいが。

無事その日の授業を終了、疲れて帰宅。

 ホテルから夕暮れの町を望む

もう何もする気力体力無し。ホテルのベーカリーで購入したパンで晩ご飯を済ます。
疲れすぎたのか、気分も悪くなる。

だいたい1月に過労気味で倒れてからというもの、不調がなかなか回復せず、
タイに来るまでも疲れやすくてよろよろしてたんだから
しょうがないと言えばしょうがない。

この夜、髪を洗って初めてドライヤーを使った。
たいていホテルのドライヤーというものはバスルームにあると思っていたのだが
ここはなんと、部屋の机というか鏡台の引き出しの中に入っていて
コードはどこか奥の方から繋がっている。

要するに、持ち運び不可能状態。
引き出しからドライヤー。ファンキー。



6)7月22日ロータリーに気をつけろ