旅は道連れ       4/8


さて、もうしばらく前から、春頃には行こう行こうと思っていた。
なのに、気がつくと期限切れのパスポートが手元にあるばかり。

4月の半ばにはタイの仏暦のお正月、ソンクラーンもあるというので
その間に学校があるのか否かが分からず、日程がなかなか決まらなかった。

日程が決まってから、さぁパスポートと思ったら、
まず地元で戸籍謄本から取らなければならないと分かりうろうろ。

出来上がってきたのは出発前前日、かなりギリギリっぽい。
いったい今まで何してたんだ、おまえ。

そして今回の旅の仲間は、同業仲間のOさん。
1月に体調を崩してから、練習になるからといっては毎週のようにケアしてくれていた。
そのおかげでぼちぼちと回復することが出来、お返しと自分のリハビリを兼ねて
Oさんにマッサージしていたら、はまってしまって思うツボ(笑)。
彼女もすっかりタイ式を習得する気持ちになっていた。

独りではなかなか踏ん切りのつかなかったタイ行きが一気に加速する。
考えてみると個人旅行というものは今回が初めてで、彼女が居なかったら
私は果たして無事に行って帰って来れたかどうか。Oさん多謝。

折しもお釈迦様の誕生日、花祭りの日に仏教国へ旅立つ。
ビンボーなのでまずチケットは格安で。
タイペイ経由でチャイナ・エアラインを乗り継ぐ。
夕方のフライト、上空に達するといきなりビールにワインのサービスが始まる。
そして息つく間もなくご飯が出てくる。

おいしかったが、空港での時間つぶしに遅めの昼食を取ってきたので
かなり満腹である。

食後にもらったお茶は日本茶だったらしいが、妙に懐かしい味がした。
今は絶滅してしまったのだろうかあの、駅弁についてくるビニール容器に入ったお茶の味。
いったいどんな入れ方をしているのだろうか・・・謎だ。
お茶と食にこだわる中国人も、日本茶にはこだわりがないらしい。

飛行機の冊子には漢字がいろいろ書いてあって面白い。
だいたい分かるあたりと、全然分からないあたりがある。
かなり笑えるものもある。
六本木ヒルズは「六本木之丘」と書いてある。楽しい。

さてタイペイでのトランジットはかなり時間があった。
ちょっと土産物屋など冷やかすが、すぐに終わってしまってかなりの時間をぼーーっと過ごす。

        

待合室はこんな具合。窓には簾。
ゲートには漢字で何やら書いてある。

頭等???
・・・・どうやらファーストクラスのことらしい。

        

自販機にはQooが。後日、タイでも遭遇した。
かなり頑張っているらしい、クー。
ちなみに隣の「水瓶座」はアクエリアスらしい。

その隣「芥達」はファンタで、たぶん次「雪碧」がスプライト。

かなり遅い時間にやっと次の飛行機に乗り込むが、やはりいきなりご飯である。
タイに着いてから空腹なのも困るので、ついつい食べてしまう。

そんなこんなでバンコク到着は真夜中。
むっとするタイの空気。

夜中の移動は危ないというので、Oさんはホテルに直接メールして
送迎タクシーをチャーターしていた。
私ひとりだったらここら辺ですでにヤバイ車にぼったくられるか
空港で夜明かししてへろへろになっていたはずである。

行く先はチャイナ・タウンのグランド・チャイナ・プリンセス・ホテル。
何だかスゴイ名前だが、単純に「グランチナホテル」と言わなければ通じないらしい。

かなり良い部屋だが、一部屋幾ら、なのでツインの部屋をシェアすると一人よりかなりお得。
10泊で日本円にしてきっかり2万5千円ずつ。しかも朝食付き。
ゲストハウスなど安宿を探せばいくらでも安く上げられるのだが、
なにせ初めてのタイ、とりあえずセキュリティに重きを置く。

つーても、これまたOさんの心遣いで、私一人だったら安いゲストハウスで
セキュリティすかすかで何か盗られちゃってたかも。

インドでもそうだったが、ホテルの室内で盗難があるとか(従業員だったり?)
日本ではあまり考えられないことがあるので、こんな心配りも必要なのだ。

話を戻すと、送迎タクシーの運転手さんはすごくよさげな人だった。
タイには何日泊まるのかとか何をするのかとかいう話をした(カタコト英語で)。

無事にチェックイン、部屋に倒れ込む。

ここまで、あちこちで片言の英語を必要としたが、6年前にインドに行って以来
ほとんど英語を使っていなかったのでかなりサビついていることがわかった。
元々単語をあまり知らなかったし。。。いかんいかん。

部屋の冷蔵庫には、毎日一瓶ずつ水がサービスされるというので
空けてみたところ、これがびっくりのうっすら塩味。なぜなのか!?

謎は謎のまま、夜は更ける。


2)ウェルカムおじさんたちと握手