タイ・マッサージ修行

2004年のある日、求人雑誌でタイ・マッサージと出会った。
どんなマッサージか知りもしないのに、目が離れなくなって電話をした。
まずは学校で習い、それからお店で働き始めた。

だいたいお絵描き人間なのに、どうしてマッサージなのか。

というのも、絵で食えなくて、仕事を探していたのだった。
PCで出来る仕事なんかを最初は探していたのだが、なぜかここに。

やってみれば、実は長年慣れ親しんできたヨガに似ているマッサージで
実にどんぴしゃな選択。もう馴染みまくり。

しかし、タイという国自体にはそんな知識も興味もなく、
どうしても行きたーーい、という気持ちではなかった。
けれど、タイのマッサージをしているのに、タイを知らないということが
どうも自分の中でブランクになっていて、行きたい、という気持ちは少しずつ膨らんでいた。

タイ式マッサージは地域によっていろいろスタイルがあるが、私の習ったのはワットポースタイル。
ワット・ポー(ワッポーと発音する)というお寺が総本山。
そう、お坊さん達がお寺の中で行っていたマッサージなのだ。

元々ヨガ自体が、瞑想のために座れる身体を作るためのものであり、
それを二人でやる形にしたのがタイ式マッサージ。

一説では、暑くてやる気のないお坊さん達が互いに助け合い、身体をほぐしてあげたという・・・
本当か?(笑)

いや、タイの暑さを味わうとあながち嘘でもない気がする。
そして、そのお寺のマッサージが一般に広まったのはそんなに古いことではない。
最近では広まりすぎて、腕の方もピンきりであるようだ。

さて、目指すはワット・ポー。
テクニック的には一応一通り習ってこなしてきたが、本場のものもきちんと習っておきたかったので。
タイ人のマッサージというものは日本人のそれとは違うだろう。
タイ人や、タイという国を知っておきたい。

それが今回の旅の一番の目的であった。

 
 1) 旅は道連れ 
 2)  ウェルカムおじさんたちと握手
3)  お釈迦様はリクライニング
 4)  魔境突入
 5)  引き出しからドライヤー
 6)  7月22日ロータリーに気をつけろ
 7)  ソンクラーンは阿鼻叫喚
 8)  あまいのからいのしょっぱいの
 9)  バスの中にも雨が降る
10)  金ぴか寺院
 11)  世界は俺たちが支えているっ
 12)  ヨガは苦行?
 13)  中華街に招かれて
 14)  お買い物パワー炸裂
15)  サイケウサギに逃げられた